2015年8月9日日曜日

2015-08-09 俺と680 (継続)



少し気になることがあって、20°バンクアプローチを採寸しました。

 20°バンクの最深部

 9.3mm

 スロープのアプローチ
rの末端位置出し


 距離測定

 約58mm

 最深部測定
  
 LCのアプローチ測定

書いた本人のみわかるメモ

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20°バンクアプローチの実測値は

 ・2点間距離:225mm
 ・下がり寸法:9.3mm

でした。また、スロープの実測値は

 ・2点間距離:58mm
 ・下がり寸法:1.2mm

でした。
とりあえず、この3点に接する円弧の半径をCADで出してみました。

多少の誤差はあるとして、意外だったのはスロープのRの方がバンクアプローチより小さいかったことです。スロープのRはキツイけれど、弧が短いから、見た目ほどキツく見えないのかもしれません。


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次に公式大会の45°バンクアプローチ。
これはさすがに実測することができない。
手元にあるのはタミヤのHPのコース図と大阪大会の写真程度。

コース図(タミヤHPより)

大阪大会の写真



他に手がかりになるデータはないものか (´ヘ`;)ウーム…
ネットで探していると、ヒントはここにありました。しとさまのブログです。

> 公式5レーンの1セクションの長さが1200mm、1.2mですので


なるほどなあ。ますはここから考えてみることにします。

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■考察 その1

 ・タミヤHPのコース図では、バンクの底辺はストレートの約1/2に見える。
 ・写真から読み取れるのは、底辺の1/2程度の高さところで45°になっていること。
 
 →底辺600mm、高さ300mmで45°になるとする

上の考え方を図面にすると・・・


底辺と45°のラインが接線となる弧を描いて半径を測定すると、20°バンクとほぼイコールでした。

ただ、全体的に収まりが実物と違います。
ということで数を丸めたりしてみたのが、次の図。




かなり実物と似てきた気がします。
そこでJC愛知大会でじっくり調査をしてみました。


思った通り、バンクの下辺は500mm程度でしたね。
次は高さに行きます。


直接測っていないので誤差は大きいですが、プラウドの高さを直近のタイル目地から推測すると、約370mm程度。消失点から追いかけるとバンクの終端も370mm程度と考えられます。

h=370を3コ上の図に落としてみると


思ったより高いですね。ちょっとイメージと違います・・・・(;´Д`)
このへんはもう少し検証が必要ですね。

ちなみにプラウドの図面を起こしてみるとこういう感じかと。


プラウドのRはJCJCのスロープのRと同じにしました。
ブルーの線はコース面、紫の線はコースの外側です。
実は接地面から床面までの寸法を「推測で40mm」にしていますので、
この辺に誤差が大きくあるのかもしれませんね。



■考察 その2



バンクアプローチのRとスロープのRを弧の中心で重ねあわせて、モデル化したマシンを置いてみると、
バンクアプローチで効かずに、スロープで効く位置があるように思いました。
前後のブレーキ位置や高さ、材質などをいろいろ検討してみれば、
効果の高い位置が見つかるかもしれませんね。






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